けんちん汁の会?

わたしの実家は曹洞宗の寺である。10月23日はその寺の開山忌。
開山忌とは、 その寺院を開いた上人を偲ぶ法要…であるらしい。←ネットで調べた。(^^;)
現在、寺を継いで婿をとった姉が入院してしまっているので、週末はこの開山忌の準備を手伝うために帰省してきた。この開山忌、毎年行われているイベントであるが、父が生きていた頃は、父がすべてひとりで準備などをしていて、わたしたち娘は普通に学校へ行ったりしていたので、行事の意味や内容などはまったく知らないで生きてきた。ただ、開山忌のときはいつも大量のけんちん汁が作られ、お参りに来た檀家の方にふるまわれたりしていたので、夕食に余ったけんちん汁が出ると、「ああ、今日は開山忌だったんだ~」と思う程度だった。今回帰省するときにも、夫に「どんなことするイベントがあるの?」と問われたが、わたしはほとんど理解していないうえにけんちん汁のことしか覚えていなかったので、「う~ん、けんちん汁を食べる会?芋煮会みたいなもん?」と適当に答えてしまった。
このけんちん汁、大量に作るせいか、とてもおいしい。檀家の方々にもかなり好評。いつも、お手伝いのおばちゃん達(80歳前後?)が作ってくれるのだが、このけんちん汁の作り方を覚えるのが、今回の帰省でのわたしの主目的。「このけんちん汁の作り方を覚えたいんだよねー」と言うと、おばちゃん達もそうか、そうかと親切に教えてくれた。一応覚えてきた(と思う)けど、うちじゃ大量に作るわけじゃないから、あんなにおいしくはつくれないかもー(→家族に言い訳。てへ)。
>なおちゃんへ
 けんちん汁は精進料理だから、相棒くんもきっと作れるぞ。

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